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1. やりたいこと
前回の投稿 (23)【Eclipse2022】動的WebプロジェクトでWebページ(by HTML)を表示したい。 では、Eclipse 2022 でプロジェクトを作成し、HTMLで書いたWebページを表示させた。
今回は、同じことを HTMLではなく Java Servlet でやってみたい。
2. やってみた
Step 1: 動的Webページプロジェクトを作成
Step 2: Java Servletファイルを作成
Eclipseで Java Servletを新規作成すると、ひな形込みで作成してくれるので便利だ。
Java Servletファイルの新規作成手順は以下の通り。
1) 「ファイル」-「新規」-「その他」メニューを選択する。
2) 「Web」-「サーブレット」を選択する。
3) クラス名を適当に決めて…
4) とりあえず doGet()だけ具現化を指定して [完了] を押下する。
この時点で、こんな感じでひな形ファイルが自動生成された。
Step 3: Java Servletファイルの中身を自由に編集
今回、Java Servletで作る Webアプリに実装する機能は以下の一つだけ。
Webブラウザで開くと現在時刻を表示
この機能を実現するため、自動生成されたひな形を以下のように変更した。
※追記部分は強調表示している行のみ。
14行目ではサーブレット名を指定している。
→ Webブラウザのアドレス欄に入力する名前を変えたければ、ここを変えればよい。
import java.io.IOException; import java.io.PrintWriter; import java.util.Date; import javax.servlet.ServletException; import javax.servlet.annotation.WebServlet; import javax.servlet.http.HttpServlet; import javax.servlet.http.HttpServletRequest; import javax.servlet.http.HttpServletResponse; /** * Servlet implementation class TestServlet */ @WebServlet("/TestServlet") public class TestServlet extends HttpServlet { private static final long serialVersionUID = 1L; /** * @see HttpServlet#HttpServlet() */ public TestServlet() { super(); } /** * @see HttpServlet#doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) */ protected void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws ServletException, IOException { // TODO Auto-generated method stub //response.getWriter().append("Served at: ").append(request.getContextPath()); response.setContentType("text/html; charset=UTF-8"); Date timeNow = new Date(); PrintWriter out = response.getWriter(); out.println("HELLO hello " + timeNow); } }
Step 4: Java Servletを実行
前回の投稿 (23)【Eclipse2022】動的WebプロジェクトでWebページ(by HTML)を表示したい。 と同様に、Tomcatにプロジェクトを紐づけた後、Tomcatを実行する。
その後 Webブラウザからアクセスする。
・アドレスバーに以下を入力する。
http://localhost:8080/{プロジェクト名}/{Java Servlet名}
ここでポート番号 8080 は Tomcatに割り当てられたもの。
すると…
意図したとおりに動いた!