(81) 【3D Print】全自動マルチカラープリントを試す。

投稿者: | 2024年3月17日

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【1】やりたいこと

Bambu Lab P1S Combo が我が家に届いて 4日目。
直近 2回の投稿では、この 3Dプリンターを使って簡単なレゴ遊び用のフィギュアを造形してみた。

でも、この機種を選択した一番の理由は、マルチカラープリント(=多色印刷)がやりたかったから!

今回の投稿では、
どうやって造形物の部分ごとの色を指定するのか?
を学習したい。

【2】準備

(1) Bambu Studioをインストールする。

Bambu Lab純正のスライサーソフトである Bambu Studioをインストールする。

https://bambulab.com/ja-jp/download/studio

(2) Benchyの 3Dモデルを入手する。

Benchyでなくてもよいが、見た目にわかりやすいのでこれを使ってみる。

https://github.com/CreativeTools/3DBenchy

【3】スライサーソフトで色を割り付ける。

(1) Bambu Studioで Benchyをロードする。

1) Bambu Studioを起動する。

2) [ファイル]-[インポート]-[3mf/…]メニューを選択し、Benchyの 3Dモデル 3DBenchy.stl をロードする。

(2) 色を塗る。

1) モデルを選択した状態で、右上の「色塗り」メニューを選択する。

2) 「フィラメント」で色を選ぶ。
3) 「ツールタイプ」で塗りつぶしに使うツール種別を選ぶ。
4) 後は習うより慣れろ! 思いつくままにモデルをペイントする。

個人的には、以下のような使い方が便利だった。

ツールタイプ使い方
塗りつぶしモデル上で自動選択される範囲を塗りつぶす。
高さ範囲高さ範囲を任意の値に広げ、モデル上で自動選択される高さ範囲を塗りつぶす。
三角形ポリゴン単位で塗りつぶす。
円形自由に描画する。

【4】3Dプリントする。

(1) フィラメントをセットする。

Bambu Studioで色塗り時と同じ順番で、AMSにフィラメントリールを設置する。
正面から見て左側から、フィラメント #1, #2, #3, #4の並び順だ。

(2) 背面にゴミ箱を置く。

プリント開始時、フィラメント交換時に、ノズル清掃のためにフィラメントが排出される。
色交換の回数が多いとごみの量が増えるので、ごみ箱を置いた方がよい。

(3) プリントを開始する。

単色プリントの場合と比較すると、プリント時間は増える。
フィラメント交換に要する時間は、1回あたり 3分ほどだろうか。

ただし、フィラメント交換は一層プリントするごとに行われる。
つまり、一層で 3色使っていれば 3回の交換が発生する。
また次の層でも 3色使っていれば 3回の交換が発生する。
最初は背面から出されるごみの量に驚いた。

で…
完成!

2色プリントだが、多くの層で 2色を使ったため、小さなベンチー 1個の造形でも多くのゴミが出た。

【5】所感

・第一印象としては、十分に満足している!

・第一層の台座への固着がとても強く、底面が狭い造形物でも、しっかりと台座に張り付いている。

・Adventurer3では、プリント時に台座が前後左右に移動していたが、Bambu Lab P1S Comboでは Extruderだけが移動している。
→ 台座が振動しにくいことが、第一層の安定に繋がっていると思う。

・台座の表面の凹凸が大きく、これも第一層の安定に繋がっていると思う。
→ これと引き換えに、台座との固着面の表面は凸凹していて汚い…

・期待していたマルチカラープリントは、期待の上を行く品質だ。しかも色の割り付けがとても簡単だ。
Adventurer3では、指定層でプリントを一時停止し、手動でフィラメント交換し、プリントを再開するという手順で、マルチカラープリントを実現していた。この方法の場合、現実的には層単位での多色プリントしかできない。
P1Sでは、同じ層上で多色プリントができるのが魅力だ。


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