(15) 回路シミュレーター : Circuit Simulator Applet

投稿者: | 2018年4月25日

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この記事は最終更新から 2552日 が経過しています。

1. やってみたいこと

回路図を作った後、意図したとおりに電流が流れるかを机上で確認したい。

今回は WEB上で見つけた無料で使える便利な回路シミュレーター Circuit Simulator Applet を使ってみる。


http://www.falstad.com/circuit/

2. やってみる

(1) フルスクリーン版ページを開く。

Circuit Simulator Applet (Full Screen)

(2) デフォルトで表示された回路を全削除する。

1) すべてを矩形選択する。
2) [Delete]キーを押す。
→ 以下のようにまっさらな状態になる。

(3) パーツを配置する。

1) [Draw]メニュー配下からパーツを選択し、配置していく。
2) 配置したパーツを選択した状態で右クリックし、[Edit]メニューを選択し、抵抗値、電圧、静電容量などのパラメータを設定する。

(4) Stop & Reset

1) [RUN / Stop] ボタンを押下して Stop状態にする。
2) [Reset] ボタンを押下する。

(5) シミュレーション開始!

1) [RUN / Stop] ボタンを押下して Run状態にする。
2) 回路上の任意の区間を選択すると水色になり、その区間の電流、電圧、その他情報が表示される。

3) [Simulation Speed] スライドバーを左右に動かすと、再生速度を変更できる。

3. 所感

とっても便利だと思う。

普段は回路図を書いたら頭の中でシナリオを走らせながら電卓を叩き、
・この区間は設計した通りの電圧になっているか?
・この区間は設計した通りの電流が流れているか?
などを妄想を巡らせて考えていた。

このツールを使うと、この妄想を現実のアニメーションとして可視化してくれる。
全体の流れを眺めながら、同時に任意の区間に絞って電圧、電流を見ることも出来る。

すばらしい!
開発者様に感謝です。 m(_ _)m

他にも無料の回路シミュレータが存在するので、次回以降に試してみよう。
https://www.circuitlab.com/
・その他「回路シミュレータ」でググるとたくさん出てくる。


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