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1. やってみたいこと
LED点灯/消灯スイッチとしてトランジスタを使ってみる。
後々、大きな外部電源で動作するデバイスを省電力のマイコンから制御するために、トランジスタをスイッチとして使いたい。今回はその練習をしてみる。
2. 設計
こんな感じでやってみる。
・左側: LED ON/OFFスイッチだけの回路
・右側: LED点灯だけの回路
・両者をつなぐQ(NPN): スイッチ ONの時だけ開通し LEDに向かって(C→E方向)に電流を流す。
やってることはこれと一緒なのだが…
前述の通り、
大きな外部電源で動作するデバイスを
省電力のマイコンから制御するためにこれを使いたい。
という崇高な目標のために、わざわざ無駄な回路を組んで練習してみる。
動作イメージはこんな感じだ。
3. 実装
回路図のイメージのまま実装したかったので、ブレッドボード 2枚に分けて実装した。
左側がスイッチ回路、右側が LED点灯回路だ。
1) スイッチOFFの状態
LEDは点かない。
2) スイッチONの状態
LEDが点灯した!
最初はタクトスイッチで実装したのだが、スイッチを押しっぱなしで写真を撮るのがきつかったためトグルスイッチに変えた。回路図は直していない…
4. 所感
想像通りに動いてくれてよかった。
今回は、実装前に動作確認できる回路シミュレーターの存在がとっても大きかった。
なぜならば…
最初に書いた修正前の回路図では、左側のスイッチ回路に抵抗を入れておらず、とんでもない電流が流れてしまうところだった orz
今後は必ず事前に回路シミュレーターで動作チェックしようと心に決めた実験であった。
参考情報
ありがとうございます。 m(_ _)m
http://cc.cqpub.co.jp/system/contents/1393/