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1. やりたいこと
ブレッドボード上の実験回路の駆動電源として、スマホの充電器を使いたい。
過去記事 (19) スマホ充電器を実験回路の電源に使用 ではサラッと通り過ぎてしまったが、秋月電子さんの「マイクロUSBコネクタDIP化キット」に焦点を当てて、やったことを記録しておきたい。
2. やってみた
1) 購入した物
秋月電子さんの以下の物を購入した。
一個 130円 とお安いので、まとめて購入しておいた。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-10972/
※注意
上記の製品は電源線しか繋がっていないので、USB通信用には使えない。
USB通信用はこちら↓
ブレッドボード用マイクロBメスUSBコネクタDIP化キット
2) 開封
届いた物はこれ。
袋の中身はこれ。
USBコネクタ、基板、ピンコネクタが入っている。
3) 組み立て
組み立てと言っても難しいことは無い。
袋に入っていた3個のパーツをはんだ付けするだけだ。
とは言え…
どっち向きだっけ?
と迷ってしまったので、ちゃんと記録しておく。
(1) USBコネクタの後ろ脚を曲げる。
基板に刺さるように90°曲げる。
(2) USBコネクタと基板を付ける。
この向きで付けること。
はんだ付けしやすいように、マスキングテープで両者を固定しておく。
クリップで固定してはんだ付けする。
上の写真の裏面側をはんだ付けする。
(3) ピンコネクタと基板を付ける。
写真を撮り忘れた…
ピンコネクタをピン2本分の幅で切る。
ピンの短い側を、基板の下側から刺し、基板の上側に飛び出たところをはんだ付けする。
ブレッドボードに挿した状態ではんだ付けするとやりやすい。
4) 出来上がり!
こんな感じにブレッドボードの+, -のラインに乗せる。
写真の手前側がマイナス、奥側がプラスだ。
実際にブレッドボードにLED点灯回路を実装し、Androidスマホ用の充電器から電源を取り、動かしてみる。
LED用に付けた制限抵抗は 100Ωだ。 ((1) LEDを点灯させるを参照のこと)
3. 所感
・便利だ。
・きちんとはんだ付けしないと、ぐらぐらしてしまう。
・ブレッドボード上の回路に 5Vを入力したい場合、Androidスマホ用充電器の他、パソコンのUSBポートからも給電できる。
・3.3Vに降圧したい場合、過去記事 (19) スマホ充電器を実験回路の電源に使用 のように実装すればよい。
・この DIP化キットは便利なので、ユニバーサル基板にはんだ付けして使うこともしばしば。→ 20個ぐらい注文しておこうと思う。
偶然見つけたのですが、とてもわかりやすいです。ありがとうございます。
記事を見ていただきましてありがとうございます。