(31) PIC#1 : 初めてのPIC入門 (1/2)

投稿者: | 2019年10月23日

この記事は最終更新から 727日 が経過しています。

1. やりたいこと

過去記事では、Raspberry PiArduino などの小型マイコンを使った電子工作について書いた。
今回は、更に小さなマイコンである PIC を使ってみたい。

PICとは?

アメリカの Microchip Technology 社が販売している小型マイコンのこと。
https://www.microchip.com/

簡単に言うと、1個の小さな ICの中に、CPU, メモリ、ストレージ、通信制御等の各種コントローラなどなど、超小型のパソコン 1台が積み込まれているような物。

よって、PICにLEDを繋げるだけで複雑な点灯パターンを持つイルミネーション装置を作れるし、PICにボタンとUSBコネクタを付けるだけでオリジナルUSBキーボードが作れたりする。
PIC Wiki

PICには、機能が異なる複数種類の製品がある。
以下、秋月電子さんのページで多数販売されている。
http://akizukidenshi.com/catalog/c/cpicr/

2. 必要な物を揃える。

(1) USBポートの付いたパソコン

プログラムを書いたり、コンパイルしたり、PICライター経由で PICにプログラムを書きこむために使うパソコンだ。
USBの口が付いている普通のパソコンでOKだ。
このパソコンの USBコネクタに PICライターを接続し、更にその先に PICが載った実験用回路を繋ぐ。

(2) PICライター

PICが内蔵するEEPROMにプログラムを書きこんだり、PIC上で動作するプログラムをデバッグするのに使う装置だ。
PICマイコンのメーカーであるマイクロチップ社純正の PICkit3 を秋月電子さんで購入した。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-03608/

+700円で最新版の PICkit4 を購入できたのだが、WEB上の情報量が多いであろう旧版の PICkit3を購入した。

また、ヤフオクや Amazonで 1,500円前後の 安い互換品 がたくさん売られているが、初めてのことで迷ってしまう不要なリスクを排除するため、今回は 5,000円の純正品を購入した。

(3) PICマイコン

今回は 16本の I/Oを持つ、PIC16F1827 なる 1個 150円 の PICマイコンを購入した。
とってもお安いのも PICの魅力だ。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-04430/

(4) 実験用の回路

今回は PICで LEDの点灯制御をするだけのシンプルな実験回路を作る。

必要な物は以下の通り。
1) ブレッドボード P-00315
2) 赤色LED I-12605
3) 抵抗(100Ω) R-07803
4) ジャンパー線(数本) C-05159

実験回路の電源をスマホ用ACアダプターから取るため、今回は以下の物も用意した。
5) Androidスマホ用の ACアダプター(5V, 1A, マイクロUSBコネクタ) M-06096
6) 電源用マイクロUSBコネクタDIP化キット K-10972

過去記事 (30) マイクロUSBコネクタDIP化キットでスマホ用電源を引き込む を参照のこと。

(5) 純正の統合開発環境 MPLAB X IDE

PICの開発元である Microchip Technology社純正の統合開発環境である MPLAB X IDE をパソコンにインストールする。自作したプログラムのコンパイル、PICライターを使った PICへのプログラムのダウンロードなどを、この IDE上で行う。

プログラムを以下のサイトからダウンロードし、インストールを実行する。
https://www.microchip.com/mplab/mplab-x-ide

3. [パソコン]→[PICライター]→[実験回路]を接続

(1) PICライターと PICのピンをジャンパー線で接続する。

パソコン上で書いたプログラムを PICに焼き込むために PICkit3と PICマイコンを物理的に接続する。
PICマイコンはブレッドボード上に載せ、両者をジャンパー線で接続すればよい。

http://akizukidenshi.com/download/pic16f1827.pdf

PICkit3の 1番ピンには マークが付いている。
下記資料の「ターゲット回路設計上の注意」をよく確認すること!

http://ww1.microchip.com/downloads/jp/DeviceDoc/52010A_JP.pdf

こんな感じで接続した。
上表のピンの色と、下図のジャンパー線の色を同じにしてある。

(2) パソコンと PICライターを USBケーブルで接続する。

本当にただ繋ぐだけ…

4. 続きは次の投稿で…

この後の流れは以下の通り。
・プログラムを作成
・PICに書き込み
・実機上で動作させる!

長くなりそうなので、分けて投稿することにしました。
この続きをご覧になりたい方は、どうぞこちらをご参照ください ↓
(32) 初めてのPIC入門 (2/2)


カテゴリー: PIC

(31) PIC#1 : 初めてのPIC入門 (1/2)」への1件のフィードバック

  1. ヌードル

    コメント失礼します。
    MCLRプルアップの必要がないでしょうか?

    返信

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