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1. やってみたいこと
ここまでの学習では、LEDを点灯させる回路上に 100Ωの抵抗を繋げていた。
今回は可変抵抗を繋ぎ、ノブを回すことによって LED点灯の明るさを変えてみたい。
2. やってみる
(1) 可変抵抗を調査
今回使用するのは、半固定ボリュームと呼ばれる可変抵抗器だ。
半固定とは「実装時には調整するが、リリース後は固定値で使うから」ということらしい。
この可変抵抗器の最大値は 1kΩだそうな。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06107/
この抵抗には足が 3本あり、全1kΩの抵抗 Rを
1) R1 : 中央と左足
2) R2 : 中央と右足
の 2ルートに分けて配分することができる。すなわち、
R = R1 + R2
となる。
よって、
・右に回すと抵抗が大きくなる、
・左に回すと抵抗が大きくなる、
のどちらでも選んで使える。
この抵抗をテスターで計測してみたところ、以下のような抵抗値だった。
・左(右)端までノブ回転: 1[Ω]
・右(左)端までノブ回転: 986[Ω]
つまり、左(右)端までノブ回転して抵抗値を小さくすると、LEDに大量の電流が流れて危険だ。
では、いつもの通りに抵抗を挟むか?
今回は LEDの明るさに注意しながらノブを回すことで危険を回避することにした。
(2) 設計
こんな感じで結線する。
ノブを右回ししたときに抵抗値が大きくなるように繋いだ。
(3) 実装
抵抗値大 → LED暗い
抵抗値小 → LED明るい
3. 所感
いつか何かに使えそうだ。
もっとワクワクする物を作りたいが、基礎固め中なので背伸びしない…
あと…
ニッパーで切った線は確実にゴミ箱に入れること!
落ちていて刺さると痛いから。
私もこのレベルから勉強したかったのでいい記事です。ledは光出す電圧も違えば、電流も違いますし、巣上の分からない複数のledを「見た目同じくらいの明るさ」で使おうとすると、可変抵抗で明るさを調節して、その抵抗値をテスタで測り、固定値の抵抗を買うということができそうですね。
記事を見ていただきましてありがとうございます。
そのような利用方法もあるのですね!