(116) 【Windows10】でファイル共有する。

投稿者: | 2019年7月30日

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1. やりたいこと

家の中で同じルーターに接続している 2台の Windows10パソコンがある。
すなわちプライベートネットワーク上に 2台の Windows10パソコンがある。

ここで、一方のパソコンに保存されているファイルを、他方のパソコンからも閲覧・編集したい。

いつもの通り、Windowsネタを書くところがないので、このブログに書く…

2. やってみる

【前提条件】
ここでは、PC#1, PC#2 ともに、同じマイクロソフトアカウントのユーザーでログインしていることを前提に話を進める。

1) 共有される側のパソコンの設定

上図の PC#2 で、特定のファイルもしくは、特定のフォルダの共有設定を行う。
ここではフォルダを共有する場合を例に示す。

(1) 共有したいフォルダを決める。

ここでは、C:\_public というフォルダを作り、これを共有することにする。
※フォルダ名は何でもよいし、C:\直下でなくてもよい。(=どこでもよい)

(2) 共有設定をする。

1) 共有したいフォルダを選択する。
2) 右クリックしてポップアップメニューを表示する。
3) 「アクセスを許可する」-「特定のユーザー…」メニューを選択する。

4) 共有したいユーザーを選択し、[共有]ボタンを押下する。
※ここでは PC#1, PC#2 ともに同じマイクロソフトアカウントのユーザーで使用するように設定している。

5) ここで表示されるフルパス名を後で使うので書き留めておく。 とても重要
下図の場合、\\I7-8700\_public2 を書き留めておく。

2) 共有ファイルを使う側のパソコンの設定

上図の PC#1 側の設定手順を記す。

1) Windows Explorerを開く。
2) アドレスバーに、上記「1)-(2)-5)」で書き留めておいたフルパス名を入力する。

3) すると…
Explorerの「ネットワーク」に共有されているフォルダが表示される。
この状態になれば、このフォルダ内のファイルに読み書きアクセスできる。

3. 応用

1) ネットワークドライブを割り当てる。

パソコンを使うたびに、上記の共有フォルダにアクセスしたい場合は、PC#1 の側でネットワークドライブを設定しておくと便利だ。
上記「(2)-2)-3)」の状態で、以下を行う。

1) 共有フォルダを選択した状態で、右クリックしてポップアップメニューを表示する。
2) 「ネットワークドライブの割り当て…」メニューを選択する。

3) 「ドライブ」欄で好きなドライブ名を選択する。
ここでは「N」を選択した。

4) Explorerの左ペインを見ると、今設定した Nドライブが表示されている。
これにより、共有フォルダ内のファイルに N:\memo.txt のようにドライブレターを使ってアクセスできるようになった。


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