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1. やりたいこと
Hyper-V上で作成した仮想マシン のスナップショットを撮りたい。
そして、問題発生時にそれを復元したい。
Linuxでいろいろと実験をしていると、意図せずに環境を壊してしまうことがある。
そんなときに
OSを壊す前の状態に戻したい
を実現したい。
VMWareや VirtualBoxよりも手軽で良いかも。
さすがは U/Iが使いやすい Windowsだ。
2. やってみる #1 : 手軽にバックアップ編
Hyper-Vのチェックポイント機能を使い、手軽にセーブ&ロードする。
ちょっとした変更を気軽に保存しておきたい場合
に使用する。
(1) セーブ(=仮想マシンの保存)
【手順1/1】保存対象の仮想マシンを選択し、ポップアップメニューから「チェックポイント」を選択する。
以上!
下側のチェックポイントのペインに、撮ったばかりのスナップショットが追加された。
※デフォルトでは「仮想マシン名+日時」になっているので、意味のある名前、分かり易い名前に変えておいたほうがよい。
(2) ロード(=仮想マシンの復元)
【手順1/1】リコール対象(=復元対象)のチェックポイントを選択し、ポップアップメニューから「適用」を選択する。
以上!
2. やってみる #2 : がっつりバックアップ編
上述のチェックポイントとは異なり、
仮想マシンを復元するためのファイル一式を外部ストレージに退避しておきたい場合
は、こちらを使う。
(1) セーブ(=仮想マシンの保存)
【手順1/1】保存対象の仮想マシンを選択し、ポップアップメニューから「エクスポート」を選択する。
以上!
(2) ロード(=仮想マシンの復元)
【手順1】「仮想マシンのインポート」メニューを選択する。
【手順2】ウィザードに従って諸々の選択をし、最後に [完了] ボタンを押下する。
「インポートの種類」の選択に迷ったら、こちらのマイクロソフト公式サイトの説明を参照されたい。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/virtualization/hyper-v/deploy/export-and-import-virtual-machines#import-types
個人的には、以下の二つのどちらかを使おうと思う。
1) 削除済みの仮想マシンを復元する場合 → 仮想マシンの復元
2) セーブ元の仮想マシンと共存させたい場合 → 仮想マシンをコピー
インポート処理には、我が家のちょっとだけ強いパソコンで 2~3分かかったかも…
復元に成功!
問題なく起動できた!
以上!
3. 所感
VMWareでも VirtualBoxでもいつも感じるが…
とっても便利だ!
ユーザーインタフェースに優れた Windowsだからだろう、
ストレスなく手軽・気軽に使える!
4. 参考情報
(Microsoft公式) 仮想マシンのエクスポートとインポート