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1. やりたいこと
ImageMagick のコマンドを使用して画像をいろいろと弄ってみたい。
2. やってみる
(1) 画像の拡大・縮小
例1) -resize 横幅[pixel]を指定する。
高さを指定しない場合、元画像の縦横比が維持される。
IMG_I=./img.jpg IMG_O=./img_out.jpg NEW_W=640x # pixel (高さ指定を省略) convert $IMG_I -resize $NEW_W $IMG_O echo $? # 実行結果を見る。
幅指定を省略する場合は x640 のように高さだけを指定する。
例2) -resize 横幅[pixel]を指定し、元画像がこれを超える場合のみ縮小する。
サイズ指定の後ろに \> を付ける。
IMG_I=./img.jpg IMG_O=./img_out.jpg NEW_W=720 # pixel convert $IMG_I -resize $NEW_W\> $IMG_O
※入力画像が指定サイズに満たない場合、画像に変化がないまま指定ファイル名で出力される。
例3) -resize 縮小率 or 拡大率[%]を指定する。
IMG_I=./img.jpg IMG_O=./img_out.jpg NEW_P=50% # 一辺の長さを 50%に縮小指定 convert $IMG_I -resize $NEW_P $IMG_O
(2) 画像の左右反転・上下反転
例1) -flop 左右方向に反転する。
IMG_I=./img.jpg IMG_O=./img_out.jpg convert $IMG_I -flop $IMG_O
IN
OUT
例2) -flip 上下方向に反転する。
IMG_I=./img.jpg IMG_O=./img_out.jpg convert $IMG_I -flip $IMG_O
IN
OUT
(3) メタ情報へのアクセス
EXIFには、撮影に用いたカメラ情報、撮影場所情報、画像の回転情報などが含まれている。
例1) identify -verbose EXIFメタ情報を表示する。
本稿のタイトルと違ってしまうが、メタ情報の読み出しには identify コマンドを使用する。
IMG_I=./img.jpg identify -verbose $IMG_I
例2) -strip EXIFメタ情報を削除する。
-strip オプション指定でこれらを削除できる。
ここでは画像サイズ変更 -resize と同時に実行してみる。
IMG_I=./img.jpg IMG_O=./img_out.jpg NEW_W=640x convert $IMG_I -strip -resize $NEW_W $IMG_O
※ホームページ上で画像が 90度回転して表示されてしまう、なんて時にはこの対策で直る。
3. 参考情報
ありがとうございます。 m(_ _)m
http://www.gi.ce.t.kyoto-u.ac.jp/user/susaki/image/magick_process.html