2,692 views
この記事は最終更新から 1813日 が経過しています。
1. やりたいこと
今までは CentOS上で Octaveを使用してきた。
最近 Intel NUC を購入してこれに Ubuntu 18.04 を入れ、Subversion, Redmine専用マシンとして使っている。
(103) Intel NUCを Subversionサーバーにする。
(104) Intel NUCに Redmineを入れる。
まだまだ性能的に余裕のあるマシンなので、Octaveも入れておきたい。
Intel NUCの組み立て& Ubuntuインストールの記事はこちら。
(103) Intel NUCを Subversionサーバーにする。 【採用!】
2. やってみる
1) Octaveをインストールする。
Ubuntuのリポジトリに Octaveがあるので、それを入れる。
本来ならば BLASなどは Octave実行環境でコンパイル(=使用環境の実装命令に合わせて最適化)する必要があるが、Intel NUC では電卓程度にしか Octaveを使わないだろうから、パッケージのインストールでよしとする。
sudo apt update # リポジトリを更新 sudo apt upgrade # インストール済みのパッケージを更新 sudo apt install octave # Octaveをインストール
2) Octaveを起動してみる。
バージョンを確認してみると、なんと GUI版の ver.4.2.2 が入っていた。
$ octave --version octave: X11 DISPLAY environment variable not set octave: disabling GUI features GNU Octave, version 4.2.2 Copyright (C) 2018 John W. Eaton and others. This is free software; see the source code for copying conditions. There is ABSOLUTELY NO WARRANTY; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. Octave was configured for "x86_64-pc-linux-gnu". Additional information about Octave is available at http://www.octave.org. Please contribute if you find this software useful. For more information, visit http://www.octave.org/get-involved.html Read http://www.octave.org/bugs.html to learn how to submit bug reports.
VNCで Windowsパソコンから Intel NUC Ubuntuマシンに接続し、Octaveを実行してみる。
GUI版 Octaveが起動した!
Intel NUC上の Octaveならば今までよりも気軽に使えそうだ。