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1. やりたいこと
2018年末、大掃除をしていたら押し入れの中から腕時計が 4個出てきた。
最後に使ったのはいつだろう?
ってくらいに使っていない時計なので、当然のごとく電池が切れていて動いていない。
そこで…
時計屋さんに行って電池交換をしてこよう
と思ったのだが、
次の瞬間…
お前は腕時計の電池交換もできないまま死んでいくのか
という天の声が聞こえた。
これに従うべく、自分で腕時計の電池交換をする方法を調べてやってみた。
2. やってみた(動画)
今回やったことを動画にまとめてみた。
ブログに細かい手順を書くよりも、カメラで写した映像の方がわかりやすいし、書く手間も省けるのでよいと思う。
3. やってみた
1) 工具を購入する。
腕時計の電池交換では、専用の工具が必要だ。
ネットで調べると安価な工具セットがたくさん売られている。
工具セットの中にはいろいろな工具が含まれているが、実際に使った物は以下の4点だった。
1)裏蓋オープナー
2)固定台
3)ピン(ベルトを外すために使用)
4)ピンセット(いろいろな用途で)
2) ベルトを外す。
裏蓋を開けて作業する際に、腕時計のベルトが邪魔になる。
工具セットに含まれるピンを使い、腕時計のベルトを外す。
3) 時計を固定台に乗せる。
裏蓋を開けるときに固定台に乗せた方がやりやすい。
蓋が固く閉まっていると、開けるのに強い力が必要になる。
このときに時計本体がしっかりと固定されていた方が力を加えやすい。
今回は、固定台が動きにくくなるように、
太めの木材に固定台を木ネジで固定して使った。
4) 裏蓋オープナーを使って蓋を外す。
裏蓋の凹みに合わせて、裏蓋オープナーの3点の突起の間隔を調節する。
しっかりと3点が裏蓋の凹みに食い込んだら、反時計回りに回す。
5) 裏蓋が開いたら電池を交換する。
小さなボタン電池が入っているので取り出す。
同じ型番の電池を購入し、入れ替える。
今回は腕時計 3個の電池交換をするため、それぞれに入っていたのと同じ型番の電池を購入した。
いずれも 200円未満の安い物だ。
6) 蓋を閉じ、ベルトを付け、時刻合わせをして完了!
上記 4), 2)と逆の手順で元に戻す。
その後、数年ぶりに腕時計の時刻を合わせてみた。
作業完了!
3. 備考
・今回電池交換した 3個の腕時計のうち、1個は裏蓋に凹みの無いいわゆる「こじ開けタイプ」の腕時計だった。
→ 裏蓋を開ける道具が結構危険なので作業時には注意が必要だった。
・スクリュータイプの 3点支持裏蓋オープナーは、足がぐらぐらで力を入れられず、非常に使いにくかった。
→ きっと価格の高い物であれば作りがしっかりとしているのだろう。
→ でも、現物を触ってみて期待する性能かどうかを見極めてから購入しないと怖い。
→ いつか実店舗で現物を見てみて、良ければ購入しよう。