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1. やりたいこと
自転車のタイヤについては、当たり前のように自分で空気を入れている。
普段乗る時に指で押してみたりしてチェックもしている。
でも…
自動車のタイヤについては、オイル交換を頼むときに「タイヤも見ておいてください」とお願いしてしまう。
なぜだろう?
単純にやったことがないから、のような気がする。
緊急時に自分で対応できるように、自動車の空気入れのスキルを身に着けたいと思った。
2. 必要な道具を揃える
家にある物は自転車の空気入れだけ。
自動車の空気入れに必要な道具を揃えなければならない。
(1) 自転車用空気入れ
普段自転車タイヤの空気入れに使っている物を使う。
(2) バルブ変換アダプタ
自転車タイヤ用の空気入れで、自動車タイヤに空気を入れたい。
このバルブ変換アダプタがあればそれを実現できてしまう。
自動車: 米式 バルブ
自転車: 英式 バルブ (※我が家の自転車と空気入れの場合)
よって
英式(♂) - 米式(♀) バルブ変換アダプタ を用意すればよい。
※注意※
♂♀が正しいか? よく注意して買うこと!
(3) エアゲージ
タイヤの 空気圧を測定 するのに使う。
入れすぎた空気を抜きながら 空気圧を調整 するのにも使う。
3. やってみた
(1) バルブ変換アダプターを装着する。
自動車タイヤのゴムキャップを外し、バルブ変換アダプターを装着する。
★★★ ここで注意! ★★★
メス側が「米式」 = メス側の穴の内径が太い
オス側が「英式」 = オス側の突起の外径が細い
の変換アダプターを購入すること!
反対向きの物を買ってしまうと、使えません…
(2) 空気を入れる。
自転車タイヤに空気を入れるのとまったく同じ要領だ。
自転車と比較して重たいとは感じなかった。
※この写真では、たまたま冬→夏タイヤ交換時に空気を入れたためにジャッキアップしているが、空気を入れるだけの作業ならばジャッキは不要だ。
(3) 空気圧を調整する。
バルブ変換アダプターを外す。
エアゲージをタイヤのエアバルブに押し当てるとタイヤの空気圧が計測できる。
リセットボタンを押すと計測値がクリアされ、メーターが0に戻る。
リセットボタンを押しっぱなしにするとタイヤの空気が抜け続ける。
リセットボタンを小刻みに押したり、押しっぱなしにしたりして、所定の空気圧になるまでタイヤの空気を抜く。
うちの車の場合は、250 kPa にしろと自動車の取説に書かれている。
4. 所感
230kPaを 250kPaにするのは楽ちんだった。
1本だけ 110kPaのタイヤがあり、これを 250kPaまで空気を入れる作業が大変だった。
何百回ポンプしたことだろう…
炎天下の作業だったため汗だくになり、最後の方は足元がふらふらになってしまった。
空気が抜けすぎているタイヤに空気を入れる場合、電動空気入れ があった方がよいと思った。
次回の作業時には電動空気入れの購入を検討しようと思う。
多分ですがお使いの空気入れなら米式→英式アダプターは必要なかったと思われます。
お使いの空気入れのは米式用(クルマ・バイク用)の先端に英式用(多くの自転車用)の先端がついている状態ですので、洗濯バサミみたいな英式用の先端を外せば直接クルマに使えるはずですよ!