(9) 【自作青色申告ソフト】#8 ver.0.7 仕訳帳を実装する。

投稿者: | 2021年3月9日

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0. この連載でやっていること

【自作青色申告ソフト】#1 なぜ自作する?
【自作青色申告ソフト】#2 ver.0.1 まずは画面作りから
【自作青色申告ソフト】#3 ver.0.2 ユーザー認証を実装する。
【自作青色申告ソフト】#4 ver.0.3 科目設定画面を実装する。
【自作青色申告ソフト】#5 ver.0.4 預金口座、取引先設定画面を実装する。
【自作青色申告ソフト】#6 ver.0.5 支出の登録画面を実装する。
【自作青色申告ソフト】#7 ver.0.6 収入の登録画面を実装する。
【自作青色申告ソフト】#8 ver.0.7 仕訳帳を実装する。 ← 今回はココ

1. やりたいこと

今回から、青色申告で必要な帳簿を作成する。

以下の順に実装を進める。
1) 仕訳帳 ← 今回はココ
2) 総勘定元帳
3) 現金出納帳
4) 預金出納帳
5) 売掛帳
6) 買掛帳
7) 経費帳
8) 固定資産台帳

仕訳の入力画面は前回までに実装済みだ。
上記の 8種類の帳簿は、入力されたデータを拾い集めて、それぞれの帳簿の仕様に従って整形・出力すればよいのだ。

2. 仕訳帳とは?

国税庁が公開している青色申告の資料では
複式簿記による帳簿組織の基本的な例
として、以下のような図が示されている。

https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shotoku/kichou01.pdf

この資料の中で、仕訳帳 について以下のように書かれている。

具体的には、以下のような項目を持てばよいのだそうな。
仕訳入力時に入力した項目なのだが、1点だけ見覚えのない 元丁 なる項目がある。

元丁(もとちょう) とは、総勘定元帳の丁数、すなわち総勘定元帳のどこに記帳されているかを記しておく項目なのだそうな。
これはアナログ時代の名残だなぁ…

Index値などで紐づけようかな。
総勘定元帳の実装を始めるまで、ひとまず仕訳帳での実装は保留にしておこう。

まずは、この仕様で実装してみよう!
見せ方など、後からどうにでも出来るのだ。

3. やってみる

まずは上記の仕様で実装してみた。

後々、科目でフィルターをかけて眺めたくなるだろうなぁ と思ったので、これも実装した。
「水光熱費」でフィルタリングすると、東京電力、東京ガス、水道局のすべてが見つかる。

4. 次にやること

以下のどれかを作る。
どれにするかは後日決めよう。

1) 仕訳帳 ← 今回やった
2) 総勘定元帳
3) 現金出納帳
4) 預金出納帳
5) 売掛帳
6) 買掛帳
7) 経費帳
8) 固定資産台帳

軽めのものにするか?
その先の理解が深まる物を優先するか?
気力と相談だな…

5. 参考情報

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kojin_jigyo/kichou03.pdf
https://www.sumoviva.jp/trend-tips/20181119_1619.html
https://dsstation.sakura.ne.jp/report/misc/blue.html
https://biz.moneyforward.com/accounting/basic/111/

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