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1. やりたいこと

iMac M1チップのパソコン上でPHPデバッグをやりたい。
Xamppを入れようかと考えたが、安定感を重視して実績の長いMAMPを使うことにした。

2. やってみた

(1) MAMPをインストールする。

https://www.mamp.info/en/mamp/mac/

(2) MAMP配下のphp.iniを編集してXdebugを有効化する。

php.iniは、以下に存在する。
/Applications/MAMP/bin/php/php8.2.0/conf/php.ini

xdebugに関してコメントアウトされている箇所を、コメントを外して有効化する。

(3) Vscodeをインストールする。

Microsoftの公式サイトからインストーラをダウンロードして実行する。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code

Vscodeという名前からテキストエディターを連想してしまうが、実はそこそこ高機能な IDE(=統合開発環境)だと思う。

(4) VscodeにPHP Debug Extentionをインストールする。

PHP Xdebugではない。
PHP Debug をインストールする。

(5) launch.json を作成し Xdebugのポート番号を設定する。

[File]-[Open Folder]で作業フォルダを開く。
そのフォルダもしくは配下のフォルダに、デバッグ実行が可能な PHPソースコードファイルを作っておく。

「Run & Debug」メニューから create launch.json を実行する。
php.iniに記述した Xdebug側の設定に合わせて、PHP Debug Extention側のポート番号を設定すること。(9000〜9003)

ここでの設定は、この作業をしたフォルダ配下のすべてのサブフォルダにも適用される。

(6) Vscodeの setting.json に PHP実行パスを追記する。

デバッグを実行しようとすると、PHPプログラムが見つからないとエラーが出る。
そこでメッセージに従って setting.json を開き、以下を設定する。

{
    "php.debug.executablePath": "/Applications/MAMP/bin/php/php8.2.0/bin/php"
}

setting.jsonが開けない場合、以下の手順で開いて編集できる。

1) [fn]+[F1] キーを押下し、コマンドパレットを開く。
2) Preferences: Open User Setting (JSON) を探し、選択する。
3) 上記の php.debug.executablePath を書き込む。

この時点で Vscode上で PHPデバッグが実行できる。

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