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過去の 4回で少しずつ fontforge を使ったオリジナルフォントの作り方を学んできた。
(68) 【オリジナルWEBフォント作り#1】fontforgeを使ってみる。
(69) 【オリジナルWEBフォント作り#2】Illustratorから文字データをインポート
(70) 【オリジナルWEBフォント作り#3】fontforgeでフォント作成時に最初にやること
(71) 【オリジナルWEBフォント作り#4】どれぐらいの大きさで書くか
後は、手間さえかければオリジナルフォントが作れる という段階まで来たと思っている。
まずは半角英数字だけを作成してみた。
字がうまくはないが、マウスを使ってそこそこ丁寧に書いたつもりだ。
で…
実際に文章の中でこのフォントを使用してみた。
And on his farm he had some chicks, E-I-E-I-O
With a “chick-chick” here and a “chick-chick” there
Here a “chick” there a “chick”
Everywhere a “chick-chick”
Old Macdonald had a farm, E-I-E-I-O
Old Macdonald had a farm, E-I-E-I-O
And on his farm he had some ducks, E-I-E-I-O
With a “quack-quack” here and a “quack-quack” there
Here a “quack” there a “quack”
Everywhere a “quack-quack”
Old Macdonald had a farm, E-I-E-I-O
汚い…
とっても字が汚い…
これが手書きフォントの難しさなのだろう。
1文字1文字を単体で見ると気付かないが、隣にいろいろな文字が来ると汚さが目立つ。
左に傾いている文字と右に傾いている文字が並ぶとひどいもんだ。
オリジナルフォント作りに必要なものは 丁寧さ だと痛感した。
でも、英数字、記号、ひらがな、カタカナ、JIS第1水準漢字、JIS第2水準漢字を1文字1文字丁寧に作っていたら、数百時間かかるような超ビッグプロジェクトになってしまう。
ちょっとこれは続けられないなぁ…
大昔にパソコンを買ったときに「漢字ROMボード」なる物を別途購入したが、今更ながらに高額になるはずと納得した。
今後はたまに気が向いたときに漢字を少しずつ追加して行くか。
ということで…
オリジナルWEBフォント作りの連載は終わりにしよう。
全6回連載
(68) 【オリジナルWEBフォント作り#1】fontforgeを使ってみる。
(69) 【オリジナルWEBフォント作り#2】Illustratorから文字データをインポート
(70) 【オリジナルWEBフォント作り#3】fontforgeでフォント作成時に最初にやること
(71) 【オリジナルWEBフォント作り#4】どれぐらいの大きさで書くか
(72) 【オリジナルWEBフォント作り#5】一先ず半角英数字を作ったけど…
(73) 【オリジナルWEBフォント作り#6】 独自の特殊文字を作ってみる。