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【1】やりたいこと
今までは、7,000円の簡易オシロを使っていた。
(18) 簡易オシロスコープを入手
これはこれで使い勝手が良く、とっても便利に使えていた。
でも、どうしても…
2チャンネルの測定ができるオシロが欲しくなった。
制御信号とデータ信号を時間軸上で並べて表示したい。
クロックパルスと制御信号、データ信号を並べて表示したい。
などなど、並べて見てみたいのだ。
大は小を兼ねるで 4チャンネル以上のオシロが欲しいが、デカイ、高額 なのでこれはあきらめ、22,000円 でこちらの 2チャンネルの物を購入した。
【2】使う前の準備
1) 日本語マニュアルをダウンロード
こちらの公式サイトから、HDS200_ユーザーマニュアル をダウンロードする。
http://owon.co.jp/support.asp
2) マニュアルに記載の プローブ補正 を実施する。
マニュアルに書いてる通りに実行するだけだ。
プローブを接続するプローブ補償端子なる端子の極性について記載が無かったので、補足説明を追記しておく。
画面を上側に向けて置いた時に、
右側が+極: 灰色のフックチップを繋ぐ。
左側が-極: 黒色のグラウンドクリップを繋ぐ。
★注意★
CH1, CH2それぞれに実施すること。
3) マニュアルに記載の 機能チェック を実施する。
こちらもマニュアルに書いてる通りに実行するだけだ。
プローブを接続するプローブ調整のやり方に 1分ほど迷ってしまったので、補足説明を追記しておく。
付属の小さなドライバーで、ここ(↓)を回せばよい。
こんな感じで方形波の形を調整する。
to
★注意★
こちらも CH1, CH2それぞれに実施すること。
※チャンネルごとに調整するので、各チャンネル用にプローブを用意すること!
【3】よくやる操作方法
1) 縦軸のスケールを変えたい。
(1) [CH1/2] ボタンを押下して、測定対象のチャンネルを選択する。
(2) [◀] or [▶] ボタンを押下して、縦軸のスケールを変更する。
2) 縦軸のオフセット位置を変えたい。
(1) [CH1/2] ボタンを押下して、測定対象のチャンネルを選択する。
(2) [▲] or [▼] ボタンを押下して、縦軸のポジションを変更する。
3) 横軸のスケールを変えたい。
(1) [HOR] ボタンを押下する。
(2) [▲] or [▼] ボタンを押下して、横軸のスケールを変更する。
4) 横軸のオフセット位置を変えたい。
(1) [HOR] ボタンを押下する。
(2) [◀] or [▶] ボタンを押下して、横軸のポジションを変更する。
5) トリガー条件を設定したい。 (直流の場合)
(1) [Trig] ボタンを押下する。
(2) [F1 (Source)] を押下し、測定対象チャンネル(CH1 or CH2)を選択する。
(3) [F2 (Coupling)] を押下し、DC(直流)を選択する。
(4) [F3 (Type)] を押下し、動作タイプを設定する。
Auto : トリガー条件と無関係に、周期的に表示を更新する。
Normal : トリガー条件を満たすたびに表示を更新する。
Single : トリガー条件を満たすと表示を更新し、Hold(停止)状態になる。[▶/ ||] ボタン押下で再開する。
(4) [F4] を押下し、メニューの 2ページ目を表示する。
(5) [F1 (Slope)] で Rising / Falling を選択する。
Rising edge : 立ち上がりエッジで検出
Falling edge : 立ち下がりエッジで検出
(6) [▲] or [▼] ボタンを押下して、トリガーレベルを任意の値に設定する。
以上。
この状態で、トリガー条件を満たす信号が検出されると、上記(3)で設定した通りに動作する。
6) 縦軸の計測用マーカーを動かしたい。(CH1の場合)
(1) [Measure/Cursor] ボタンを押下する。
(2) [F2 (Cursor)] ボタンを押下する。
(3) [F1 (Type)] ボタンを押下して、測定対象を選択する。
CH1 Voltage : 縦軸(CH1電圧)← 今回はCH1縦軸の場合なのでこれを選択
CH2 Voltage : 縦軸(CH2電圧)
Time : 横軸(時間)
None : マーカー表示なし
(4) [F2 (A)] ボタンを押下して、[▲] or [▼] でマーカーAを移動する。
(5) [F3 (B)] ボタンを押下して、[▲] or [▼] でマーカーBを移動する。
7) 横軸の計測用マーカーを動かしたい。(CH1の場合)
(1) [Measure/Cursor] ボタンを押下する。
(2) [F2 (Cursor)] ボタンを押下する。
(3) [F1 (Type)] ボタンを押下して、測定対象を選択する。
CH1 Voltage : 縦軸(CH1電圧)
CH2 Voltage : 縦軸(CH2電圧)
Time : 横軸(時間)← 今回はCH1横軸の場合なのでこれを選択
None : マーカー表示なし
(4) [F2 (A)] ボタンを押下して、[◀] or [▶] でマーカーAを移動する。
(5) [F3 (B)] ボタンを押下して、[◀] or [▶] でマーカーBを移動する。
【4】2チャンネルをモニタリングする。
2チャンネル対応のオシロを購入したが、製品に同梱されているプローブは 1本だけだった。
オシロの付属品プローブと同じ型番 OW3070 のプローブを OWON公式ショップで 2,980円 で購入した。
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後日追記
【5】パソコンと接続してパソコンアプリ上で波形表示
後日追記
【6】所感
・携帯用としてはデカくて重いかもしれない。
→ どうしても必要な場合、パソコンバッグに入れて持ち運ぶことは可能そうだ。
・2CH測定が出来て 22,000円は安いかもしれない。
・タッチパネル操作は出来ないが、個人的には意図せず操作してしまうリスクを回避できて良いと思う。
・操作仕様は DSO-112A の方が直感的に出来て良かったかも。
・付属のプローブは OW3070 が 1本だけなので、2チャンネル同時に使いたければ同じ物をもう一本購入する必要がある。
OW3070 : 2024年11月4日の時点で OWON公式ショップ上で 2,990円